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シュミット&マズア モーツアルト:ピアノ協奏曲第26番 [クラシック]

私の住んでいる地方では、本日ハッキリしない天気、くもり時々小雨・・・。気持ちの良い天気ではありません。今も降ったり止んだりで、肌寒い感じです。
私が昔から応援するスペインのチームもパットしない試合を続けており、ライバルチームが圧倒的なゲームで勝利を続けていることとあわせて、天気と共に『気分』も晴れません。

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アンネローゼ・シュミット&クルト・マズア:ドレスデン・フィルハーモニーによる、モーツアルトのピアノ協奏曲第26番。1972年2月、ドレスデンの聖ルカ教会で旧東ドイツが誇る名録音エンジニア:C.Struben氏の録音。このLPで聴ける録音は、素晴らしい響きの中にクリアーなオーケストラの楽器とピアノが眼前にあります。

凛として迷うことなくリズムを刻み、メロディー・ラインが美しく沸き立つオーケストラの響き。この序奏で心は演奏されている聖ルカ教会へタイムスリップでしょうか、マズアはこんなに洗練された演奏してたっけ・・・と自問自答。そこへオーケストラの音に溶け込むようなピアノが美しく入ってきます。教会の高い尖塔へ透る響きのピアノ音です。これ見よがしなところは無く、『戴冠式』などと言う荘厳さではなく、モーツアルトが残したピアノ協奏曲がそこにあります。過度な装飾音は排除され、質素に簡素に演奏されるモーツアルトです。

2楽章においても、曲調に流されること無く『キリリ』と締まったギリシャ彫刻を思わせる響きが魅力的です。もっとロマンティクに演奏してと思うことも少々ありますが、ここでは磨き上げられた清くて禁欲的な演奏を・・・。

終楽章、リズミカルで美しいピアノとオーケストラの出だし。それに自然に醸し出される不思議な雰囲気が包み込みます。ここでも過度な思い入れは排除されどこまでも透明度の高い演奏がなされていきます。全曲を通しクリアーで気持ちの良い響きが虜にします。その響きは実演で聴いたシュミット女史に近い感じで、当時聴いていたLPとは一味違いました。

ここでのオーケストラ、ドレスデン・フィルハーモニー。1870年創立でシュターツカペレ・ドレスデンの陰に隠れていますが素晴らしいオーケストラだと思います。この後、ケーゲルとのベートーヴェン交響曲全集等で素晴らしい録音を残してくれています。マズアもここでは、完全にシュミット女史に主導権を持たせているように感じますが・・・。
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